やさぐれペダンティック

映画と舞台と調べ物

11/07/2017 宙組東京公演「神々の土地/クラシカルビジュー」感想②

 

前回に続きヅカの話。
 
 
観劇が終わってから、まぁ様が退団してしまう寂しさがどっと襲ってきた。
いや、私は宙組は舞台ではエリザベートと本作しか観ていないドニワカなので寂しがるほどの思い出があるかといったらそこまででもないのだが、それでも朝夏まなとというキラキラ輝いているスターの存在は「夢の世界・宝塚」に強く惹かれた最大のきっかけなので、これから宝塚観劇を続けていくであろう中でもまぁ様は自分の中で特別な存在になることは間違いない。
それゆえに、公演プログラムの最後のページでいつものように爽やかに、「じゃ、またな」とでも言っているように片手を上げて振り返る黒燕尾のまぁ様を見ると言いようのない寂しさで胸がいっぱいになるのだ。
 
 
さて本題
【クラシカルビジュー】
 
 
ベルばら、エリザベートと一本物ばかり観ていた私にとって、クラビジュが初めてのレビューであった。
 
ハマった。
 
まず豪華な衣装をまとった美しいジェンヌ達が勢揃いしている時点でときめきが止まらない。まぁ様の朗々たる歌声、長い手足、華麗なダンスに目が釘付けになって離れない。この時間がずっと続いてほしいと心から思った。
 
タイトルソングがキャッチーなうえキャトレでずっと流れているのでしばらく頭の中で♪ク〜ラ〜シカル〜ビジュー〜♪のメロディが鳴り続けていた。
 
お衣装は全体的にちょっとコテコテな印象。特に銀色のテカテカしたワンピの肩の部分に謝恩会の飾りみたいなフワフワが付いてる娘役の衣装はどうかと思った。ただしマツケンマハラジャのようなハデなコスチュームでも全く負けないまぁ様の目力はさすがだと舌を巻いた。
 
 
どこが一番良かったかってまあラストだし黒燕尾ダンスなんですけど、やっぱりサファイア、良い!だってまぁまかだもん!(安直)
パンフレット曰く「二人は一心同体に、時に同調し時に反発しながら官能的に踊る」「やがて二人は一つになり闇の中に沈んでいく」
 
 
 
…………
 
 
 
 
ありがとうございます!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!
 
あとムラであったらしいリフト東京では外されたみたいですね、なんか真っ逆さまでおっかないな大丈夫かなあと思っていたので良かった、安全は大事。
 
 
怪盗まかぜ超カッコよかった。真風はシュッとしてるからレザーみたいな服似合うと思うのよ、真風かっこいいよ真風
 
 
クラビジュ、タイトルソングもいいけど「宙の太陽」がまぁ様ソングすぎて涙が出てしまう。
「強く優しく私たちを明日へ導くあなたは宙の太陽」
いつも快活に爽やかに優しく宙組を導くまぁ様の存在を知ってから、辛いことがあっても少しでもまぁ様の良いところを見習いたいと思って頑張れました。
 
今日がラストデイ。朝夏まなと様、素敵な舞台をありがとうございました。